「意識高い系」という言葉が嫌い。でも、好きだ。

どうもこんにちは
「意識高い系」のたくです

「意識高い系」は他人を小馬鹿するときに使われる言葉なので、自分に使う僕に違和感を覚える人も多いとは思います。
でも僕は、自分に「意識高い系」という言葉を使い続けます。

ぜひ、最後まで読んでいただけるとありがたいです。

意識高い系ってどういう意味?

知っている人も多いと思いますが、Wikipediaから引用すると、


意識高い系(いしきたかいけい)とは、自分を過剰に演出する(言い換えれば、大言壮語を吐く)が中身が伴っていない若者、前向きすぎて空回りしている若者、インターネットにおいて自分の経歴・人脈を演出し自己アピールを絶やさない人などを意味する俗称である。

Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%8F%E8%AD%98%E9%AB%98%E3%81%84%E7%B3%BB

簡単に言い直すと、

意識高い言動や行動をしている割に成し遂げたものが少ない。または口だけで何もしない人。

ということになるかと思います

「意識高い系」が嫌いで好きってどういうこと?

タイトルにもある通り、僕は「意識高い系」という言葉が、嫌いで好き。

僕がこの言葉を嫌いな理由。

この「意識高い系」って言葉、どのように生まれたか知っていますか?
少し調べてみると、

大学生の就活の時期に活発になる、薄っぺらい努力や経験をあたかも「俺はすごいんだぞ」とアピールする人たち。この人たちのことを馬鹿にするために生まれたと言われています。

つまり、もともとは自分を過剰によく見せようとした「イキリ」を馬鹿にするために生まれたということ。

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意識高い系

いや俺、海外でボランティアして、貧しい海外の現状見て人生観180度変わったわ~
え?行ったことないのマジ損だよ。

https://ishikitakame.com/wp-content/uploads/2019/04/daigakusei_man.png

いやあいつ、ただの意識高い系じゃん

これだけなら僕は好きにも嫌いにもなりません。

ただ、最近は違う文脈でも使われています。

ただの「イキリ」ではなく、「自分の人生を変えたいと努力している人」に使われ始めたのです。
例えば、

https://ishikitakame.com/wp-content/uploads/2019/04/study_daigakusei_man.png
頑張る人

最近自分の人生に悩んでて…
ただ学校の言う通り就職していいのかな…
もっと自分らしく、楽しく、社会に貢献できるように努力して頑張っていきたい!

https://ishikitakame.com/wp-content/uploads/2019/04/daigakusei_man.png

いやあいつ、自分はお前らとは違うみたいなこと言って。
ただの意識高い系じゃん。

これ、なんかおかしくないですか?

元々「イキリ」を馬鹿にするだけの言葉(決していい言葉ではないが)だったのが、頑張る人をけなして、自分を正当化する言葉に聞こえませんか?

自分の進路に悩み、「自分の生きる道がみんなと同じで満足か?」というのも立派な自己意思で、ちゃんとみんなに認められるべきだと思いませんか?

自分とは違う方向に努力している人をけなすなんて、自分の選択が間違っていないと安心するためのただの自己満足です。

僕は、このように使われる「意識高い系」という言葉がだいっっっ嫌いです。

それでも僕が、この言葉を使う理由。

それは「自分を鼓舞するため」と、「批判から自分を守るため」に使うことです。
まさに僕の使い方がそうなのですが、

僕は「意識高い系」です。

と言うことで、自分の決意を思い出しています。

なぜほかの言葉じゃダメなのかというと、「意識高い系」が嫌いな使い方をされているからです。

いま、は?と思った人が多いとは思いますが、説明しますのでゆっくり見てほしいです。

チャレンジする人に厳しい国、日本。

日本という国はチャレンジする人には生きにくい国です。

「進学」→「就職」

この王道ルートを歩まない人には厳しい道が用意されています。

例えば、中学生が「起業したい」と言ったときの周りの反応を見てみましょう。
先生は、

https://ishikitakame.com/wp-content/uploads/2019/04/job_teacher_man.png
先生

社長になるなんてのはな、優れた一部の人がなるものなんだ。厳しい道だぞ。ギャンブルみたいなもんだ。
だから今はそんなこと言わずに勉強しなさい。

https://ishikitakame.com/wp-content/uploads/2019/04/family_rikon_shinken_arasoi_girl.png

そんな不安定な道、許すわけないでしょ!
ちゃんとした会社に入って、親を安心させてくれよ。

https://ishikitakame.com/wp-content/uploads/2019/04/daigakusei_man.png
同級生

お前そんなこと言って、成績もたいして良くないくせにそんなこと成功するわけないだろ(笑)


はい。こんなものです。
いや、こんな人少ないでしょ!と思ったあなたは、今幸せな環境にいます。
チャレンジしようとしただけで否定され、バカにされる環境が日本にはそろっているのです。

いわゆる、「意識高い系」という言葉で片付けられてしまいます。

僕はこんな社会が嫌いです。
だからこそ、「意識高い系」という言葉を使って、その環境から逃げてほしいのです。

いや俺、意識高い系だからさ

この言葉、めっちゃ便利なんです。
挑戦しようと周りに話して、否定されたとき、この言葉を使ってみてください。

すると周りの反応が、

なんか自分に理解できないことを言っている「意識高い系」

から、

意識高い行動をする「意識高い系」キャラの人

に変わります。
これで、批判されても痛くもかゆくもありません。
キャラにしてしまうことで、自分の中身を傷つけられはしません。

その発想は逃げじゃないのか?
そう思えるあなたは、強い人。
チャレンジしたい人が強くないといけない理由なんてありますか?
誰だって好きなこと、興味あることに挑戦していい。それが自由なんだと僕は思います。

さらに、自分でキャラにしてしまうことで生まれる良い副作用もあります

自分で「意識高い系」と名付けたのには理由があるはずだ。
その目標は何だっけ?
僕はこんな生活をしていて大丈夫か?
最近努力を怠っていないか?
チャレンジングな人生か?

この問いが、自分に自動的に降ってきます。
この副作用のおかげで、僕は自分の決意、決断を思い出します。
だから僕は、今日も頑張ることができるのです。

この世界にはいろいろな「向かい風」が吹いています。

生きているだけで吹いてくるものや、行動を起こしたときに吹いてくるものもあります。

その中でも、挑戦に対する「向かい風」が強いのが、この日本。

その「向かい風」が「追い風」に変わるその日まで、

「意識高い系」という言葉が、挑戦する人の風よけになりますように。
そしてその挑戦が実を結ぶことを願って。

僕は挑戦するすべての人を、応援しています。

最後に、バスケットボール界の伝説、マイケルジョーダンの名言をご紹介して、この文章の終わりとします。

私は失敗を受け入れることが出来る。しかし、挑戦しないことだけは受け入れられないのだ。